コンビニも生き残り商戦

まぁ、生き残り商戦と言うほど大きなものを見たわけではないのだけれど、ひとつ。

今日、会社の近くのファミリーマートで「新しく発売されたペプシコーラの試飲会」と称して店員が小さめのカップにペプシコーラを入れて手渡している、という光景を目にした。
スーパーマーケットとかに行くとよく見れる、おばちゃんが肉やらソーセージやらに爪楊枝を刺して配ったりしてる、あれだ。

ああいうのを見ると最近の仕事の関連で「あれの適用は『試用品』なんだよな、確か……」などと考えてしまうんだが、よくよく考えてみるとコンビニがああいう販売方法を取ってくるのは珍しいものがある。
元々コンビニは名前のとおり便利さ、いわゆる「サービス」を売っているわけで、弁当やら清涼飲料水やらを売るという「商品販売」はあくまでサービスの手段であって、実際は「いつでも弁当が買えるサービス」とか、そういうのを売っている（はずだ）。
だからこそ商品は定価となっていると思うのだけれど、ディスカウントした結果にサービス料が入っていて定価と同じと考えるのであれば、ある意味では安いのかもしれない。

同じ金額を出してるんだから結局は同じだと言われたら文句は言えないんだけど……

まぁ、それを差し置いてもコンビニ自体は陳列技術に始まり独自の商品開発、有名店とのタイアップ、金融機関や宅配業との連携など、如何にして客を引き寄せるかを考えてきていると思うのだけれど、ここにきて試用品の提供とは原点回帰なんだろうな、と。
スーパーマーケットじゃないんだからさ、と考えたのは通行人の中でも私だけじゃないはずだ。

少し歯切れが悪くなったが、ここまで。